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3.11 忘れない 今ここに生きている幸せに感謝

あれから11年が経ったんですね。

店舗ではいつも通りの営業をしておりましたが、
スタッフはそれぞれ思い思いの時を過ごしていたようです。

あるスタッフは当時高校生。
「たまたまその日は母に予防接種を受けに行くよと連れ出された途中での地震でした。
病院で中継されていた津波のどす黒い映像をいまだに鮮明に覚えています。
自宅に戻るとタンスも食器棚も何もかも倒れていて土足でないと中に入れないほどめちゃくちゃでした。
次の日から、断水、停電の中、たしか3日ほど両親とリビングに川の字で寝たり、ろうそくでサバイブ気分を味わったり
なるべく車を使わないよう往復2時間以上かけて歩いて食料探しに出かけたり、ラジオで情報収集をしたり・・・
やっと停電が直ったかと思えばACのCMしか流れず「おはようさぎ」とその他仲間たちに猛烈に嫌気がさした記憶も残っています。」


そしてあるスタッフは
「3/11、時間は過ぎてしまいましたが、お客様のところに行く前に車の中で黙とうをしました。
今こうして家族と共に生きていられることに感謝したいです。
あの日、ちょうど選挙の真っ最中で、地震後は選挙なんかやっている場合ではないと候補者も含め
運動員のみんなでとにかく物資を集めて届けるルートを探していました。
福島県の須賀川市までトラックで行ったのを覚えています。」


さらに別のスタッフは
「11年目の3.11、14:46にアラームが鳴りました。その場で黙とうしました。
あの日はたまたま自分だけが休みの日で、実家でひとりローテーブルの下にもぐって
グラグラと揺れるテレビの生中継を何も考えずひたすら見つめながら家族が帰ってくるのを待っていました。」


あれから11年。

新型コロナウイルス感染、ロシアのウクライナ侵攻と
本当に何が起こるかわからない日々ですが、だからこそ「今」を大事にしなければと思うのです。

同じ時間を過ごすなら、笑っていたい。楽しんでいたい。
ひとりではつまらない。誰かと共に笑ったり楽しんでいたい。

お客様とも同じです。


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